毎年、9月中旬から約2週間にわたり、豊岡市を中心とした『豊岡演劇祭』が開催されます。
美しい自然・歴史を背景に多彩な舞台表現に触れられるイベントとして、この地域を盛り上げています。
豊岡演劇祭は、劇場だけでなく「城崎温泉街」、「竹野海岸」、「神鍋高原」、「玄武洞公園」、神社の境内に設けられた但東の「農村歌舞伎舞台」など、様々な場所が上演場所となります。
街中では大道芸などのストリートパフォーマンスも開催されるほか、開催期間中の週末夜には「ナイトマーケット」が開催されるなど、様々なイベントが催されます。
2020年、豊岡演劇祭は、演劇やダンスを中心とした舞台芸術フェスティバルとして始まりました。2020年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、感染症対策を施したうえで客席数を半数にして実施。翌2021年は緊急事態宣言発出のため、中止となりました。実質的には第2回目の開催となった2022年は、のべ10,000人の目標来場者数に対し、目標を大きく上回り、18,250人にご来場いただきました。
豊岡演劇祭はアジア有数のフリンジ型の国際演劇祭を目指しています。
国内外のアーティストの創造発信や市民や来訪者が多様な文化や価値観に触れ、交流する場を創出したいと考えています。
また、豊岡演劇祭は観光とまちづくりと連動したフェスティバルでもあります。演劇祭に訪れる方に、回遊し地域を観光していただく、観光目的の方に舞台芸術に触れていただくといった、観光と芸術文化の連携を図るとともに、公共交通モビリティや地域通貨などの実証実験等の取り組みも行っています。
過去の取り組み等の詳細はこちらからご覧いただけます。
2023年は9月14日(木)~9月24日(日)の11日間にわたり、豊岡市、養父市、香美町を舞台として開催されます。
4年目を迎える今回は、期間中エリア全域で90を超える団体の上演が予定されています。
・ぱぷりか『柔らかく搖れる』
・コープス×キオ 日本×カナダ共同制作作品『むかし、むかし』
・範宙遊泳『バナナの花は食べられる』
・芸術文化観光専門職大学×リヨン国立舞台芸術技術学校『私はかもめ』
・庄司紗矢香『音楽と言葉の旅「ふるさと」』
・CHUNCHEHON CITY PUPPET THEATER COMPANY『変身』
・Q『弱法師』
・岩下徹×梅津和時 即興セッション『みみをすます(谷川俊太郎名詩より)』
・堀川炎『窓の外の結婚式(利賀日本博プログラム)』
・こまばアゴラ劇場国際演劇交流プロジェクト2023『KOTATSU』
・アル☆カンパニー『POPPY!!!』
・演劇人コンクール特別企画 松村翔子『青い鳥』
・青年団プロデュース公演『馬留徳三郎の一日』
提供:豊岡演劇祭実行委員会
豊岡演劇祭では、演劇だけでなく魅力的な地域の職や地産品に触れていただく機会を提供し、地域の魅力を発信する「豊岡演劇祭2023フェスティバルナイトマーケット」が開催されます。
マーケット会場でも大道芸などの上演があり、食とパフォーマンスの両方が楽しめる場となります。
■江原会場
日時:9月16日(土)、17日(日)17時~22時(21時30分オーダーストップ)
場所:江原駅前イベント広場
■豊岡会場
日時:9月22日(金)、23日(土)、24日(日)17時~22時(21時30分オーダーストップ)
場所:豊岡市役所本庁舎前市民広場
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