「和のにぎわい」がテーマの参道
木屋町小路は、向かいに鎮座する「四所神社(ししょじんじゃ)」の参道をモチーフとしています。通りに面した三十三間広場には「火伏壁(ひぶせかべ)」と呼ばれる防火壁が設けられ、その周りには、ユニークなお店が立ち並びます。
デザインにもこだわっており、天井には江戸時代に流行した香木の香りを嗅ぎ当てて図で示す「源氏香の図」が施されています。また志賀直哉の「城崎にて」に登場する小動物が木屋町小路内に隠れているので、動物探しもお楽しみください。
*火伏壁は、大正14年(1925年)の北但大震災からの復興の象徴として、また城崎温泉街のさらなる発展を記念して設置されました。
思わず立ち止まってしまう!
光が差し込む中庭の休憩スペースには、ボールが転がっていくルートに、豊岡市にちなんだ、コウノトリ、スキー、温泉、チューリップなどが配置された「ボールサーカス」があります。こどもだけじゃなく、大人も思わず立ち止まり、ボールの行方を目で追いかけてしまいます。毎時00分と30分に動き出しますよ!
ゆっくりと休憩できるベンチが所々に設置されていますので、ボールサーカスを眺めながらボーっと過ごすのも良し、温泉街の地図で次の行き先を決めるのも良し、優しい音楽を聴きながらスイーツやドリンクを片手に過ごすのも良し。城崎の歴史、共存共栄のまちづくりにも触れることができるスペースです。
個性豊か、特色あるお店が立ち並ぶ
木屋町小路に並ぶのは「チャレンジショップ」。ここは起業される方を応援する場所でもあります。チャレンジされるお店を公募により選定し、現在10店舗が開業しています。
城崎温泉街を歩いていると「あれ?このお店、以前は木屋町小路にあった?!」という風に、以前木屋町小路に開業されていたお店が一定期間を経過し、城崎温泉街に新たにOPENされた巣立ち店舗がありますよ。
ここにあるチャレンジショップは、他にはない特色を持っている、何かに特化している、こだわり半端ないお店です。城崎温泉に来たら、一度は立ち寄るべし!
【ここだけスイーツ・グルメをご紹介】
自然に優しいをテーマにしたグルテンフリー・スイーツ専門店「片島成好堂」
2022年9月にOPENしたスイーツ店。小麦粉を使わないグルテンフリーで、自然環境に配慮したコウノトリ育む農法で作られた「コウノトリ育むお米」を100%使用したオコメ・デ・カヌレは、小ぶりながら地元ならではの特色ある12種類。植物由来のBIOカップやECOストローなど、自然環境に配慮した優しいお店です。店舗前にはスイーツの自動販売機も。
湯上りにぴったりの飲むお酢専門店「城崎ビネガー」
城崎温泉の隣町にある1912年(大正元年)創業の老舗お酢屋「トキワ」。トキワの飲むお酢とフルーツを掛け合わせた至上のビネガーで、温泉上がりにすっきりと身体を整えてください。
但馬城崎「おうこつラーメンたぬき」
但馬産の合鴨で希少な「但馬鴨」から出汁をとり、竹野の誕生の塩、養父の大徳醤油といった地元素材を使い丁寧に作り上げた高級志向のこだわりラーメン。但馬鴨に但馬牛のコラボレーションラーメンもあったり、薬味にも地元食材を使うこだわり満載。意外や意外?城崎温泉街で唯一のラーメン専門店です。
香住の水産加工会社から産まれたせんべい会社の製造直売店「城崎海煎堂」
豊岡市の隣町、香住の水産加工会社が製造直売するせんべい。日本海の恵みを堪能できるこだわりの商品が人気です。素材の味・姿をそのままに、お酒のおともに、おやつタイムにもピッタリ。
鉄板割烹「華和ゐ(かわい)」
「香住ガニ」を広く知ってもらい味わってもらいたいという思いから誕生。卸し60年の実績と信頼から生まれる香住蟹のフルコースをどうぞ。
*香住ガニは松葉ガニとは異なり、紅ズワイガニで、近畿では香住漁港でしか水揚げされないため「香住ガニ」と呼ばれています。香住ガニは、みずみずしく上品な甘みが特徴です。
【癒しショップのご紹介】
世界に一つだけ、オリジナルフレグランス専門店「SACCA」
2019年7月にオープンした『香り』をデザインするお店「SACCA」。25種類以上のフレグランスオイルを使ってお好みの香りが目の前で作られます。旅の思い出にあなただけのオリジナルの香りはいかがでしょうか。
耳かき、耳エステ、耳専門店「耳サプリ」
耳ツボってご存知ですか?足ツボは良く知られていますが、耳にも全身に反映する耳ツボがあるんです!耳かきで眠くなることもありますよね。「耳サプリ」では、普段見ることのできない自分の耳の穴を覗け、プロフェッショナルの耳ケアで極上のリラックスタイムが体験できます。
街歩きのカラダを癒す「リラクゼーションルームかおん」
歩き疲れた体全身・足もオールハンドで癒される。温泉街の散策で少し疲れた方は落ち着いた空間でケアをしてはいかがでしょう。
木屋町小路スポット情報