ここだけグルメを味わう

手打ち十割そば & リラックス空間【殿さんそば】

北近畿豊岡自動車道・日高神鍋高原ICを降りて神鍋方面に向かい、国道259号を山の方へと進むと、清らかな阿瀬川のほとりに「殿さんそば」があります。

1市5町が合併し、新しい豊岡市が発足した平成17年(2005)に、村おこしの一環として開店し「殿・村おこし組合」で運営されているそば処です。「日高町殿」という土地の名前から「殿さんそば」と名付けられました。

くつろぎのひとときを

お店に近づくにつれ山深くなっていきますが、看板が誘導してくれるのでご安心を。
店内は天井が高く、テーブル間の距離が離れているので、心地よくゆったりとくつろげます。お店の周辺には山や田んぼが広がり、静かな空間となっており、落ち着いてゆっくりとした時間を過ごせます。
座敷スペースもあるので、小さな子ども連れの方も大丈夫!また、お一人でも自然の音を聴きながらリラックスして過ごすことができます。
お昼のみ(15時まで)の営業で、土日祝日は来店者も多く、かつ手打ちのため、注文してから出てくるまでに少し時間がかかりますので、時間に余裕を持ってご来店ください。店員のみなさん、本当に素朴で感じが良いですよ。

「殿さん三昧」

コシがある!自家製粉の十割そば

そば粉100%の手打ち蕎麦は、麺は太めで短く、殻ごと製粉した挽きぐるみで、とってもコシがあります。おすすめは、おにぎり付きがポイントの「殿さん定食」、普通の蕎麦つゆ、おろしつゆ、坦々つゆの3種類のつゆが味わえる「殿さん三昧」です。

「殿さん定食」は蕎麦二段、早めに行かないと売り切れていることも。「殿さん三昧」は蕎麦三段、3種類のつゆはどれも美味ですが、中でも坦々出汁が驚く旨さです。そこまで辛くなく、さっぱりしたお味。どちらにも地元野菜の素朴な味が活きるサクサクの天ぷらが付いてきます。蕎麦つゆも試しましたが、店員さんのおすすめの通り、塩でいただくのが一番!

甘味も人気!栃餅(とちもち)ぜんざい

そばだけでなく、甘味もあるところが嬉しいですよね。「盛りそば」と食後に「ぜんざい」、なんていうチョイスも良いかもしれません。白餅ぜんざいと、栃餅ぜんざいの2種類があります。

栃餅とは栃の実をもち米とともに蒸してからつき、餅にしたものです。独特の苦みや渋みがありますが、これが甘いあんこによく合います。ぜひ一度、お試しあれ!

お蕎麦屋さんならでは!お土産選びも楽しい

店頭に並ぶ「そばかりんとう」や「そば茶」など、自然素材を使ったお土産。「そばかりんとう」は甘すぎず、香ばしくてクセになる美味しさです。そば茶は食事の際にいただけますので、気に入られたらお土産に。ノンカフェイン、ノンカロリーで、身も心も温まりますよ。仕事中などにも便利なティーバッグのタイプもあります。その他、「殿・村おこし組合」が生産する、安全・安心のおいしい「殿さん米 こしひかり」も購入できますよ!

「ここだけグルメを味わう」スポットの楽しみ方

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