はさかった?!どうしてこんな形に?
どうしてこんな形になったのでしょうか?
直径3~4mの挟まっている丸い岩は、かつて洞門であった天井であり、その後、天井が崩壊して、今の景観になったと考えられています。
この地方では「挟まる」ことを、「はさかる」と呼んでいることから、この岩は「はさかり岩」と呼ばれています。
海から間近に見てみよう(ジオカヌー)
竹野海岸では、カヌーで海面からの景色を楽しむことができます。
カヌーではさかり岩の近くまで行って、下から見ると迫力が違います!
いつか落ちてきそうな「はさかった岩」!
一方で、落ちそうで「落ちない」岩として、合格祈願のミニ絵馬や、キューピーストラップなどが販売され、合格祈願・就職祈願のシンボルとなっています。
コラム:ホワイトチョコチップ!
はさかり岩をよく見てみると、黒い岩の中に、白っぽい岩石がチョコチップのように混ざっています。この白っぽい岩石は、かつて日本海ができ始めたころの遠い昔の火山噴火の時に、噴出物の中に取り込まれたものです。黒い岩は火山噴火でできた岩で、岩石の成り立ちを想像すると、地球の活動を垣間見ることができます。
これは、はさかり岩近くのトンネル付近の海辺でも見ることができます。