ネオカル NEO CULTURE TOYOOKA
2024.09.10

食育アドベンチャー®ランド2024 with ネオカルTOYOOKAを実施しました。

(株)しょくスポーツが主催する「食育アドベンチャー®ランド」が8月18日(日)に豊岡市総合体育館にて開催されました。このイベントは今年で開催20周年を迎え、豊岡市でも2022年から開催されています。
「食」や「運動」などの体験を展開する『ネオカルTOYOOKA』は、今回共催という形でイベントを開催しました。

第1部 オリンピアンと一緒に作って、食べて、楽しく走ろう!

第1部は、ロサンゼルス五輪出場、現在はスポーツジャーナリストとしてテレビ番組のナレーションやニュース番組のコメンテーターを務められている、増田明美さんと一緒に料理や運動を行いました。
参加者は親子、夫婦、友人などのペアを対象とし、今回は幼児~ご年配の方まで幅広い年齢層の方々にご参加いただきました。

第1部の前半では、自分たちが1日の間でどれくらいのエネルギーを摂取する必要があるのかを勉強しました。年代別、運動頻度別に摂取の目安があり、ご飯、肉・魚、野菜のとるバランスについて一緒に考えました。健康に繋がる食事を心がけるよう勉強が出来ました。


その後、地元神鍋ハートフル食プロジェクト考案の『KAIFUKUバーガー』と簡単パフェを作って食べました。
神鍋ハートフル食プロジェクトは、スポーツ合宿などが行われ、運動と密接な関係のある神鍋高原で、民宿などを営む女将らによって結成されており、「食」の面でスポーツ選手をサポートできるよう、「機能的な食事」の提供を目指し活動されています。KAIFUKUバーガーは運動後の筋肉の修復を促すアスリートの回復食として考案されました。

神鍋高原でとれた新鮮な野菜と鶏むね肉のパテを使用し、バンズも神鍋のパン屋さんで焼き上げたものです。今回は時間の都合上、バンズ、野菜、パテ、ソースが準備され、バーガーを作る工程のみ行いました。
最初にこばたさんと増田さんが前で順に作ったあと、各テーブルに分かれ、自分たちでバーガーとパフェを作りました。
バーガーはとてもボリューミーな仕上がりで、パフェも簡単に作ることが出来ました。

後半では、ロサンゼルス五輪出場の増田さんと一緒に身体を動かしました。身体をほぐすストレッチから、走り方を教わり、汗を流しました。
増田さんの説明を真剣に聞き、自ら一生懸命取り組む姿、そして運動する中でのたくさんの笑顔が見られました。
年を取るにつれ運動不足になってしまいがちですが、子どものころから運動する習慣をつけておくとよいと感じました。
アンケートの感想は、「とても楽しかった」という回答が多く、今回の体験を機に、参加者の日々の生活に少しでも運動の時間が増えるとよいとおもいました。

こんな効果が期待できるかも
①強い身体づくりと予病効果
 運動習慣・食事習慣に関する指導が、子どもたちの強い身体づくりと大人の成人病予防に役立つ。
②食習慣の改善・維持
 食材・栄養・調理に対する意識や知識を高めることが、健康的な食生活につながる。
③栄養面から疲労を回復
 抗疲労成分「イミダゾールジペプチド」を豊富に含む鶏むね肉を使用したバーガーのレシピを学べる。

参考文献:

①奥寺昌子, 塚原典子, 江澤郁子, & 麻見直美. (2012)「児童の体力と体脂肪率, 骨量および食事摂取状況の関係」 学校保健研究, 54(2), 137-143.
春日千加子, 蒲池桂子, 桝本悠輔, 時田佳治, 藍真澄, & 田中明. (2019)「食事・運動介入プログラムによる食品摂取の変化が生活習慣病関連因子に及ぼす影響」 糖尿病, 62(7), 373-382.
②細谷圭助, 岸田恵津, 増澤康男, 堀越昌子, 久保加織, 中西洋子, & 成瀬明子. (2004). 「生涯における食生活に対する関心・意識・知識が健康的な食行動に及ぼす影響」 和歌山大学教育学部紀要. 自然科学, 54, 53-61.
③西谷真人, 宗清芳美, 杉野友啓, & 梶本修身. (2009). 「新規抗疲労成分: イミダゾールジペプチド」 日本補完代替医療学会誌, 6(3), 123-129.
大阪公立大学 健康科学イノベーションセンター「食事で疲れをとる」https://www.omu.ac.jp/orp/chsi/dir2-4/index_14.html

第2部 パネルディスカッション

第2部では、『食×スポーツ×異業種交流=ワクワク地域活性化』をテーマに、パネルディスカッションが行われました。パネリストは、第1部でもご活躍いただいた増田明美様、芸術文化観光専門職大学 准教授の髙橋伸佳様、豊岡市観光文化部観光政策課の谷垣貴洋様、神鍋ハートフル食プロジェクト代表の北村泳子様にご登壇いただき、ファシリテーターは(株)しょくスポーツ代表のこばたてるみ様が、グラレコ(グラフィックレコーディング:会議等の内容を得や図形などのグラフィックを用いてまとめる手法)は823designの利根川初美様にて進められました。

テーマに沿って、「食」、「スポーツ」、「地域活性化」について、パネリストそれぞれの立場からコメントをいただきました。増田さんからは、パリオリンピックのお話や歴代オリンピック出場者のお話など、貴重なお話を聞くことが出来ました。
観光政策課の谷垣さんには、この場をお借りして、『ネオカルTOYOOKA』について紹介いただきました。市内でもまだ認知度が低く、今回のようなイベントの参加を通して、少しでも知っていただけるよう活動を続けていきます。

グラフィックレコーディングをしていただいた利根川様は、今回のパネルディスカッションの内容を分かりやすく、かわいくまとめていただきました。

第1部ではお子様からご年配まで幅広い年齢層の方々が計14名のペアが参加。第2部では関係者含め計40名がパネルディスカッションを傍聴しました。
今後もネオカルTOYOOKAとして市民の方々、観光に来られる方々に、豊岡市で健康体験をしていただくために、広報などを重ね、活動を推進してまいります。

プログラムを募集します!

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【参画方法】
  • 申請書類の提出
    あなたの考えるネオカルプログラムを「開発チェックシート」にご記入ください
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    プログラム内容についての相談会を開きます
  • 審査
    ネオカルTOYOOKA推進協議会による審査を行います
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    (自社サイト等でもネオカル認定プログラムとして販売できます)
【募集期間】
随時受付中
【提出先】
豊岡市観光政策課