(株)しょくスポーツが主催する「食育アドベンチャー®ランド」が8月18日(日)に豊岡市総合体育館にて開催されました。このイベントは今年で開催20周年を迎え、豊岡市でも2022年から開催されています。
「食」や「運動」などの体験を展開する『ネオカルTOYOOKA』は、今回共催という形でイベントを開催しました。
第1部は、ロサンゼルス五輪出場、現在はスポーツジャーナリストとしてテレビ番組のナレーションやニュース番組のコメンテーターを務められている、増田明美さんと一緒に料理や運動を行いました。
参加者は親子、夫婦、友人などのペアを対象とし、今回は幼児~ご年配の方まで幅広い年齢層の方々にご参加いただきました。
第1部の前半では、自分たちが1日の間でどれくらいのエネルギーを摂取する必要があるのかを勉強しました。年代別、運動頻度別に摂取の目安があり、ご飯、肉・魚、野菜のとるバランスについて一緒に考えました。健康に繋がる食事を心がけるよう勉強が出来ました。
その後、地元神鍋ハートフル食プロジェクト考案の『KAIFUKUバーガー』と簡単パフェを作って食べました。
神鍋ハートフル食プロジェクトは、スポーツ合宿などが行われ、運動と密接な関係のある神鍋高原で、民宿などを営む女将らによって結成されており、「食」の面でスポーツ選手をサポートできるよう、「機能的な食事」の提供を目指し活動されています。KAIFUKUバーガーは運動後の筋肉の修復を促すアスリートの回復食として考案されました。
神鍋高原でとれた新鮮な野菜と鶏むね肉のパテを使用し、バンズも神鍋のパン屋さんで焼き上げたものです。今回は時間の都合上、バンズ、野菜、パテ、ソースが準備され、バーガーを作る工程のみ行いました。
最初にこばたさんと増田さんが前で順に作ったあと、各テーブルに分かれ、自分たちでバーガーとパフェを作りました。
バーガーはとてもボリューミーな仕上がりで、パフェも簡単に作ることが出来ました。
後半では、ロサンゼルス五輪出場の増田さんと一緒に身体を動かしました。身体をほぐすストレッチから、走り方を教わり、汗を流しました。
増田さんの説明を真剣に聞き、自ら一生懸命取り組む姿、そして運動する中でのたくさんの笑顔が見られました。
年を取るにつれ運動不足になってしまいがちですが、子どものころから運動する習慣をつけておくとよいと感じました。
アンケートの感想は、「とても楽しかった」という回答が多く、今回の体験を機に、参加者の日々の生活に少しでも運動の時間が増えるとよいとおもいました。
第2部では、『食×スポーツ×異業種交流=ワクワク地域活性化』をテーマに、パネルディスカッションが行われました。パネリストは、第1部でもご活躍いただいた増田明美様、芸術文化観光専門職大学 准教授の髙橋伸佳様、豊岡市観光文化部観光政策課の谷垣貴洋様、神鍋ハートフル食プロジェクト代表の北村泳子様にご登壇いただき、ファシリテーターは(株)しょくスポーツ代表のこばたてるみ様が、グラレコ(グラフィックレコーディング:会議等の内容を得や図形などのグラフィックを用いてまとめる手法)は823designの利根川初美様にて進められました。
テーマに沿って、「食」、「スポーツ」、「地域活性化」について、パネリストそれぞれの立場からコメントをいただきました。増田さんからは、パリオリンピックのお話や歴代オリンピック出場者のお話など、貴重なお話を聞くことが出来ました。
観光政策課の谷垣さんには、この場をお借りして、『ネオカルTOYOOKA』について紹介いただきました。市内でもまだ認知度が低く、今回のようなイベントの参加を通して、少しでも知っていただけるよう活動を続けていきます。
グラフィックレコーディングをしていただいた利根川様は、今回のパネルディスカッションの内容を分かりやすく、かわいくまとめていただきました。
第1部ではお子様からご年配まで幅広い年齢層の方々が計14名のペアが参加。第2部では関係者含め計40名がパネルディスカッションを傍聴しました。
今後もネオカルTOYOOKAとして市民の方々、観光に来られる方々に、豊岡市で健康体験をしていただくために、広報などを重ね、活動を推進してまいります。
ネオカルTOYOOKAのビジョンに賛同し、ブランドを象徴するプログラムを開発・実施していただける事業者様を募集します