【ふらりとイベント報告】古民家でフライング大みそか

12月19日(日)に実施したふらりとイベントのご報告です

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年末年始の”ならわし”を ちょっとフライング体験

 昔ながらの日本文化を親子で楽しみながら学ぶイベント「古民家で過ごす大みそか&お正月!~しめ縄づくりともちつき体験~」を開催しました。

 今となっては、なかなか目にする機会の少ない年越し準備。但東町の農家民宿で、まるでタイムスリップしたような大みそかを過ごしました。

 前日に雪が降ったこともあり、子ども達は新雪の田んぼの中を嬉しそうに走り回っていました。

それぞれの個性あふれるミニ門松づくり

  山から切り出したばかりで青々と香る竹と松に、今年収穫した稲穂、梅の木、南天、生花などを使って親子でミニ門松づくりに挑戦しました。門松の材料の準備は、農家民宿「善」のオーナー佐古さん、佐古さんのご友人がご協力くださいました。本当にありがとうございました。

 ミニ門松は3本の竹を真ん中に固定すると、あとはそれぞれが自由に飾り付けます。「お手本」を見て作ったり、自分でアレンジしたり、ご参加いただいた家族それぞれの色んな門松が出来上がりました。新型コロナ感染症の拡大と不安が未だ収まらない中、来年の収束と、家族の健康と安全への祈りをこめて。

杵をふるうお父さんはかっこいい

 民宿に戻ると、暖かい空気と土間いっぱいにもち米を蒸すいい香りが広がっていて、談笑しながら冷えた体を温めます。お腹もちょっと空いてきたきたところで、もう一仕事。臼の内側を水で濡らして、炊き立てのもち米を投入します。昔ながらのもちつきに挑戦です。まずは地元の「先生」がお手本になって杵をふるい、その腰の入った迫力のある杵つき姿に、参加者からは「おお~」という歓声が。

 でも先生ひとりでは大変なので参加者に交代!数名のお父さんが立候補してくださり、それぞれが杵を振り上げて、臼のおもちめがけて振り下ろします。難しかったでしょうか?水をつける方とのタイミングにもどきどきしながら、他の皆さんは円になって囲んで見守っていました。

 出来上がったおもちを小さく取り分けて、きれいに丸めてあんこやきな粉をまぶしていきます。みんなお腹がぺこぺこで、できたてのおもちをそのままぱくり。なかなかお皿に乗りませんでした(笑)

いろりを囲んでランチ

 最後はみんなで大きないろりを囲んで、佐古さんのおもてなし料理をいただきます。佐古さんが育て、収穫した農作物とお米、純日本の家庭料理を思わせる品々がずらり。地元の協力者の方々との交流も楽しんでいただき、京阪神からの参加者様にとって、ほっこりする田舎体験を提供できたのではないでしょうか。


(関連リンク)
農家民宿「善」