一度は絶滅したコウノトリ。34年の歳月をかけ2005年に豊岡市で野生復帰を果たしました。今では野生のコウノトリは300羽を超えています。豊岡市内ではそんなコウノトリを街中で見ることができます。この記事ではコウノトリがよく訪れるスポットを紹介します。【2025.2.27更新】
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※コウノトリ観察時のマナー
観察される場合は十分な距離を保っていただきますようにお願いしております。詳しくはこちらをご確認ください。
城崎温泉街から円山川を挟んで向かい側にあるハチゴロウの戸島湿地。ここはコウノトリにとっても豊岡市にとっても特別な場所です。コウノトリの野生復帰に向けて放鳥準備を進めていた2002年に大陸から野生のコウノトリがこの地に舞い降りたのです。以来この地はコウノトリの餌場となるよう豊かな自然を守りながら管理しています。その甲斐もありコウノトリは餌場として頻繁に訪れるようになりました。
広大な円山川の少し南を流れる出石川。出石川は浅瀬が多くコウノトリの好む水生生物を捕まえるのに最適な環境です。そのためコウノトリもよくこちらに姿を現します。城崎温泉から京阪神方面へ車で約30分。その先には人気観光地出石城下町もあるので是非ドライブがてら寄ってみてはいかがでしょうか?
2005年にコウノトリが野生復帰して以降、近隣の田んぼや森には人工的巣塔が数多く建てられました。木の上など高いところに巣を作ることで知られているコウノトリにとって巣塔は絶好の巣作りスポットです。
ドジョウやナマズ等、水生生物をエサとするコウノトリにとって田んぼは絶好の狩場です。特に城崎温泉街から豊岡市街地の途中にある森津、滝エリアはのどかな田園風景が広がりコウノトリもよく訪れます。
加陽湿地は出石川沿いに位置する湿地です。城崎温泉から出石方面へ車で向かう途中にあります。横には加陽水辺公園があり湿地ふれあい広場、屋根付広場等がありコウノトリを観察しながらのんびり休憩することもできます。
城崎温泉の北部にある日本海に面する田結。ここにある田結湿地も生き物が豊富にいるのでコウノトリが餌を求めよく訪れます。この地の豊かな自然は地元の女性たちによって構成される「案ガールズ」によって守られています。
紹介したスポットにコウノトリは高頻度で訪れますが、それでも出会えるかは運次第。これだけ試してもダメだったら是非コウノトリの郷公園にあるを訪れてみてください。飼育のコウノトリにはなりますがいつでも会うことができますよ。公園内の文化館にはコウノトリや自然に関する解説展示も行っているのでよりコウノトリについて理解を深めることができます。
よく「コウノトリとサギの見分けがつかない」とお声をいただきますので見分ける方法をご紹介いたします。
コウノトリの体は白く羽の先とクチバシが黒、目の回りと足が朱色です。これに対しサギは種類にもよりますが体は白く足は黒又は黄色です。
そして大きさ。コウノトリは国内最大級の鳥でかなり大きいです。翼を広げると約2m、身長約110cm、体重も4~5Kgあります。
飛び方にも違いがあります。サギは首をS字に折り曲げて飛ぶのに対し、コウノトリは首をまっすぐに伸ばして飛びます。豊岡へお越しの際は是非上記を参考にコウノトリを探してみてください。