雨の日でも楽しめる豊岡市の施設・スポット8カ所

雨の日やどんよりとした空模様のお出かけは、気分も盛り上がらず、外出を控えてしまいますね。雨の日でも楽しめる豊岡市内のスポットやエリア8カ所を紹介します。

■室内を思い切り走り回れる!「どんぐりbase」

どんぐりbaseは、2021年4月の植村直己冒険館リニューアルオープン時に新設された、子ども向けの冒険体験施設です。大型ネット遊具の「ホワイトあみあみマウンテン5ピークス」、クライミングウォール「えれべすとウォール8848」、ちびっこ向けの「ぐんぐんホール」など、子どもがたっぷり楽しめる設備が揃っています。

一番の魅力は、子どもたちが思いっきり走り回れるところ。
頑丈な白いロープでできた「ホワイトあみあみマウンテン5ピークス」の上では、飛んだり跳ねたりゴロゴロしたりとやりたい放題。子どもだけでなく大人も一緒にはしゃげる遊具です。

地下スペース(ホワイトあみあみマウンテンの下部分)

小さい子も遊べる地下スペース(ホワイトあみあみマウンテンの下部分)には、小さい子(5歳以下)向けの発育遊具設備「ぐんぐんホール」があります。ナーシングルーム(授乳、おむつ交換台があるスペース)完備もうれしいポイント。

住所 〒669-5346 兵庫県豊岡市日高町伊府785
アクセス 【鉄道】JR江原駅から、全但バス神鍋高原行きに乗車(約15分)
【お車】日高神鍋高原ICから約5分
公式Webサイト https://boukenkan.com/donguribase/

■遊牧民の暮らしを疑似体験「日本・モンゴル民族博物館」

豊岡市立日本・モンゴル民族博物館」はモンゴルの暮らしと文化がテーマの博物館で、モンゴルの歴史や遊牧民の暮らし、食、遊び、音楽、宗教などにまつわる展示をしています。豊岡市但東町の歴史と伝統的な暮らしを紹介するコーナー、モンゴル関連の図書コーナー、企画展示室、囲炉裏の間もあり、ゆったりとくつろげる大人も子どもも楽しめる博物館です。

モンゴルの遊牧民が使う移動式住居「ゲル」の中に入ることができ、モンゴル草原の暮らしと文化を疑似体験できます。その他にも、狩猟の道具や食べ物、民族衣装、馬頭琴などの楽器、娯楽品、モンゴル相撲関連用品、生活用品、遊牧民の四季の暮らしが見られるジオラマなど展示物は多岐にわたり、草原での暮らし全般が分かる内容となっています。

 

住所 〒668-0345 兵庫県豊岡市但東町中山711
アクセス 【鉄道】JR豊岡駅から「全但バス」で『出石(いずし)』行き→出石で乗換→『奥藤(おくふじ)』行き乗車→『モンゴル博物館前』で下車
【お車】
北近畿自動車道 日高神鍋ICから約40分
舞鶴若狭自動車 福知山ICから約50分
山陰近畿自動車道 京丹後大宮ICから約30分
公式Webサイト https://www3.city.toyooka.lg.jp/monpaku/

■巨大水槽にうっとり「城崎マリンワールド」

マリンワールド-ダイバーとの交信
マリンワールド-ダイバーとの交信

城崎マリンワールドは城崎温泉から車で10分、日本海に面した自然の中にある水族館です。水族館の枠にはまらない面白いこと、楽しいこと、素敵なことに取り組んでいる水族館です。

自然の海が間近にあることが特徴で、晴れた日には潮風にあたりながら海岸を散歩したり、日本海をバッグに写真を撮ったり多彩な楽しみ方ができるエリアです。

水族館の屋内施設のおすすめは、入って最初に出迎えてくれる巨大水槽です。

マリンワールド-巨大水槽
マリンワールド-巨大水槽

国内の水族館でもっとも深い水深12mのメイン水槽では、城崎マリンワールドが面する日本海が見渡せる日和山海岸の岩場をそのまま切り取ったかのように再現しています。水槽の周りをゆっくり上から下に降りるにつれ、違った表情を見せてくれる水槽です。幻想的な空間に、生物たちが泳いでいる姿は、時間を忘れて見とれてしまいます。

他にもセイウチのパンツ試着やアジ釣りができるブースがあったり、1日中遊べるスポットです。

住所 〒669-6192 兵庫県豊岡市瀬戸1090番地
アクセス 【鉄道】JR城崎温泉駅下車、全但バス乗車約10分。日和山(マリンワールド)バス停で下車。
【お車】北近畿豊岡自動車道:但馬空港ICより約30分
京都縦貫自動車道:京丹後大宮ICより約60分
公式Webサイト https://marineworld.hiyoriyama.co.jp/

■県最大級の石の博物館「玄武洞ミュージアム」

玄武洞ミュージアム 外観

山陰海岸ジオパークに認定されている「玄武洞」は、160万年前の火山活動により生まれた国の天然記念物で、美しい柱状節理が見られ、世界で最初に地磁気の逆転が発見された貴重な場所です。その玄武洞のふもとにある「玄武洞ミュージアム」は、玄武岩の六角形と5つの洞の並びをイメージした施設です。ミュージアムの他、レストラン&カフェ、菓子工房、お土産&ミュージアムショップ、体験メニュー、渡船や遊覧船などがあり、豊かな自然の景色とともに多彩な体験を楽しめます。

ミュージアム
レストラン

ミュージアムは、「岩石ゾーン」「鉱物ゾーン」「化石ゾーン」「杞柳ゾーン」に分かれています。地球の不思議とジオパークが学べる岩石ゾーンでは、玄武洞が作り出す六角柱を間近で見ることができます。その他、ティラノサウルスの展示、美しい音を奏でるカンカン石の楽器、くねくね曲がるこんにゃく石などの体験展示もあります。

レストラン&カフェ玄武洞では一級河川円山川を眺めながら、地産品・季節の食材をふんだんに取り入れたメニューをお楽しみいただけます。

住所 〒668-0801 兵庫県豊岡市赤石
アクセス 【鉄道】JR城崎温泉駅下車、タクシーで約10分
【お車】北近畿豊岡自動車道 但馬空港ICから約12km 約25分
城崎温泉から約4km(自家用車 城崎大橋経由)約10分
公式Webサイト https://genbudo-museum.jp/

■『そば処 出石』で本格そば打ち体験

城下町出石(いずし)は約40軒ものそば屋が並ぶ関西屈指のそば処として知られています。その歴史は古く、江戸時代に遡ります。江戸時代中期に出石藩主松平氏と信州上田藩の仙石氏がお国替えとなった際に、仙石氏とともに信州から来たそば職人の技法が在来のそば打ちの技術に加えられ、出石そばが誕生しました。その後、伝統工芸品「出石焼」の白地の小皿に盛る独特のスタイル「出石皿そば」が確立されました。

そば生地を伸ばす

「そば処 出石」で、自分で作る手打ちそばを楽しめます。厳選した国内産のそば粉を使って、プロのそば打ち職人が丁寧に指導いたします。自分で作った出石そばは、より一層おいしく感じますよ。
旅の思い出作りに、本格そば打ち体験をしてみませんか?

□そば職人直伝!そば打ち体験「みくら」

住所 〒668-0256 兵庫県豊岡市出石町小人129-19 「出石皿そば みくら」
アクセス 【鉄道】JR豊岡駅、江原駅、八鹿駅から全但バス出石行に乗車、約30分
【お車】日高神鍋ICから約20分
公式Webサイト https://www.mikura-soba.com/

□大人数もOK!そば打ち体験「出石城山ガーデン」

住所 〒668-0214 兵庫県豊岡市出石町内町83「出石城山ガーデン」
アクセス 【鉄道】JR豊岡駅、江原駅、八鹿駅から全但バス出石行に乗車、約30分
【お車】日高神鍋ICから約20分
公式Webサイト https://izushibeer.com/

そのほかのお店は>こちら<をご確認ください。(但馬國出石観光協会Webサイトにリンクします。)

■豊富な屋内体験メニュー「竹野子ども体験村」

快水浴場 100選、日本の渚100選に選定され、水質や透明度も関西屈指を誇る「竹野浜」。海水浴シーズンには、遠浅で泳ぎやすく、子ども連れのファミリーにも人気です。
その竹野浜のすぐ近くにある「竹野子ども体験村」では、自然の恵みを楽しむ体験や子ども心をくすぐる体験がいっぱい。加工室、多目的体験室、作業スペースと設備が充実しており、雨天の日でも安心して活動ができます。

屋内でできる体験は「竹野”誕生の塩”」づくり体験、うどん打ち、ピザ窯でピザづくり、ジェルキャンドルづくり、キャンプファイヤー体験などです。

また屋外にはテント泊ができるスペース「テントサイト」が2018年にオープンしました。80名を受け入れることができるため、自然学校、子ども会、PTA活動や学生のオリエンテーションなどで活用されています。

住所  〒669-6201 兵庫県豊岡市竹野町竹野3366
アクセス 【鉄道】JR竹野駅下車、タクシーで約5分、徒歩なら約20分
【お車】但馬空港ICから約40分、香住ICから約30分
公式Webサイト https://www.takenocamp.com/

■文人墨客に愛された城崎を知る「城崎文芸館」

城崎温泉ゆかりの作家に関する展示を行う「豊岡市立城崎文芸館」は1996年に開館しました。オープンから20周年を迎えた2016年秋には展示内容を大幅にリニューアルし、城崎を訪ねる旅人や地元の方に、より深く愉しく文学に親しんでもらえる施設へと生まれ変わりました。

小説家 志賀直哉が湯治のため城崎温泉を初めて訪れたのが1913年。滞在中の出来事を書いた『城の崎にて』(1917年発刊)は、志賀作品を代表する短編として今なお多くの人に読み継がれています。また、白樺派を中心に多くの文人墨客が訪れたことから、いつしか城崎温泉は「歴史と文学といで湯の街」として知られるようになりました。

常設展では、志賀直哉や彼と共に近代文学を担った白樺派の作家たちがどのように城崎の町や人と関わったのかを本や書簡を通じて紹介しています。また、 富岡鉄斎の『中孝之図』や桂小五郎の書など、城崎ゆかりの人物にまつわる所蔵作品も多数展示しています。

城崎温泉にまつわる文豪たちの足跡をゆったりとお楽しみください。

住所 〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1
アクセス 【鉄道】JR城崎温泉駅下車、徒歩約5分
公式Webサイト http://kinobun.jp/

今回ご紹介したスポット