【城下町出石の春の風物詩】そば喰い大会が4年ぶりに開催!

2023年4月16日、兵庫県豊岡市出石町で「第48回 出石そば喰い大会」が開催されました。4年ぶりの開催となった大会の様子をご紹介します。

そば喰い大会とは?

3月下旬よりおよそ1か月間開催される桜まつり。その期間中に開催される城下町出石の春の風物詩です。城下町の名物「皿そば」をアピールしようと、およそ50年前から開催されています。

そば喰い大会の概要

・個人戦
新中学1年以上の方が対象で、10分間そばを食べ続けます。皿数が同じ場合は、年齢が大きい方が上位となります。
*参加料:2,000円/人 *要事前申し込み

・団体戦
3人1組(うち女性1名以上)でチームを組みます。
制限時間は1人5分で、リレー方式で計15分食べ続けます。皿数が同じ場合は、年齢の合計が大きい方が上位となります。
*参加料:3,000円/チーム *要事前申し込み

・家族円満戦
3人1組(原則夫婦と新小学6年生までのこども)でチームを組みます。制限時間は1人5分で、リレー方式で計15分食べ続けます。皿数が同じ場合は、ジャンケンで順位が決定となります。
*参加料:2,000円/チーム *要事前申し込み

※個人戦、団体戦、家族円満戦ともに応募多数の場合抽選となります。。

そば喰い大会の様子

兵庫県知事も初参加!で大会スタート

10時開始の家族円満戦から始まり、個人戦、団体戦と競技が進んでいきました。
斎藤知事も個人戦に参加されました。

「出石皿そば」は、通常は薬味のねぎ、とろろ、わさびや卵などで、そばの味変も楽しむものですが、本大会は違います!
"噛むな、休むな、味わうな"のかけ声のなか、そばをかきこみます。最後まで諦めず食べ続ける方、パフォーマンスに振り切る方、老若男女問わず楽しむことができる大会です。

家族を応援する元気な声。仲間を鼓舞し、士気を高める声。食べっぷりに見入るもの。
ギャラリーも多く、盛り上がりました。

結果発表・表彰式

今回のそば喰い大会で消費された皿そばは、8,540枚(個人戦4,589枚、団体戦2,930枚、家族円満戦1,021枚)。
215名の方が参加されました。
出石そばは5枚1組を1人前としていますので、1,078人前のそばが食べられたということになります。すごい量ですね。

各部門の表彰式は、全競技終了後の15時から行われました。

■結果発表(最高枚数)
家庭円満戦:81皿
個人戦:117皿
個人戦(女子の部):79皿
団体戦:125皿

家族円満戦や個人戦に参加された方は、少し時間が空くので、要注意です。

空いた時間は、まちあるき

お腹も満腹、表彰式まで時間を持て余す。そんな時こそ、出石の城下町を散策してみてはいかがですか。
食後のスイーツの食べ歩きをするも良し、お酒を嗜んでほろ酔い気分になるも良し、城下町を感じる施設を巡るも良し、まだまだ食べ足りず約50軒からなるそば屋の中で食べ比べをするも良し。過ごし方は人それぞれです。

城下町のすべてを満喫するには短いかもしれませんが、好みに合った街ぶらを楽しんでみてください。

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出石公式観光ガイドはこちら

▼出石そばに関する体験▼

そば喰い大会まで待ちきれない方、そば喰い大会の練習をしたい方、必見です。ご自身でそばを打つ体験もできますよ!

さいごに

2023年4月16日の4年ぶりに開催された出石そば喰い大会の様子を紹介しました。
実は、当サイト運営団体「豊岡観光イノベーション」も参加しましたが、結果は・・・。
団体戦Top3には及びませんでしたが、順位に関わらず大会の雰囲気を楽しむことができました。
全国には、まだ見ぬ猛者が身を潜めているかもしれません。3月中に事前申し込みがあり、4月初旬には抽選が行われるようです。事前申し込みを忘れぬよう、来年の情報も要チェックです。