2022年もあっという間に6月になりました。梅雨が始まると、どんよりとした空模様にお出かけ気分も盛り上がらず、どうしても家にこもりがちになってしまいますよね。そこで今回は、雨の日でも楽しめる豊岡市内のスポットやエリア8カ所を紹介します。素敵な思い出を作って、梅雨の蒸し暑さを乗り切りましょう!
■室内を思い切り走り回れる!「どんぐりbase」

どんぐりbaseは、2021年4月の植村直己冒険館リニューアルオープン時に新設された、子ども向けの冒険体験施設です。大型ネット遊具の「ホワイトあみあみマウンテン5ピークス」、クライミングウォール「えれべすとウォール8848」、ちびっこ向けの「ぐんぐんホール」など、子どもがたっぷり楽しめる設備が揃っています。
なんといっても一番の魅力は、子どもたちが思いっきり走り回れるところ。
頑丈な白いロープでできた「ホワイトあみあみマウンテン5ピークス」の上では、飛んだり跳ねたりゴロゴロしたりとやりたい放題。子どもだけでなく大人も一緒にはしゃげる遊具です。
小さい子も遊べる地下スペース(ホワイトあみあみマウンテンの下部分)には、小さい子(5歳以下)向けの発育遊具設備「ぐんぐんホール」があります。ナーシングルーム(授乳、おむつ交換台があるスペース)完備もうれしいポイント。

▼「どんぐりBese」を実際に体験した記事はこちら▼
住所 | 〒669-5346 兵庫県豊岡市日高町伊府785 |
アクセス | 【鉄道】JR江原駅から、全但バス神鍋高原行きに乗車(約15分) 【お車】日高神鍋高原ICから約5分 |
公式Webサイト | https://boukenkan.com/donguribase/ |
■遊牧民の暮らしを疑似体験「日本・モンゴル民族博物館」
豊岡市立日本・モンゴル民族博物館では「モンゴルの暮らしと文化」をテーマに、モンゴルの歴史や遊牧民の暮らし、食、遊び、音楽、宗教などにまつわる展示をしています。
モンゴル草原の暮らしと文化を疑似体験できる展示コーナーでは、モンゴルの遊牧民が使う移動式住居「ゲル」の中に入ることができます。中に入ると、インテリアや装飾品を見ることができます。
その他にも、狩猟の道具や食べ物、民族衣装、馬頭琴などの楽器、娯楽品、モンゴル相撲関連用品、生活用品、遊牧民の四季の暮らしが見られるジオラマなど展示物は多岐にわたり、草原での暮らし全般が分かる内容となっています。
また、豊岡市但東町の歴史と伝統的な暮らしを紹介するコーナーやモンゴル関連の図書コーナー、企画展示室、囲炉裏の間もありボリュームたっぷりで、大人も子どもも楽しめる博物館です。

▼詳しくはこちらの記事をチェック▼
住所 | 〒668-0345 兵庫県豊岡市但東町中山711 |
アクセス | 【鉄道】JR豊岡駅から「全但バス」で『出石(いずし)』行き→出石で乗換→『奥藤(おくふじ)』行き乗車→『モンゴル博物館前』で下車 【お車】 北近畿自動車道 日高神鍋ICから約40分 舞鶴若狭自動車 福知山ICから約50分 山陰近畿自動車道 京丹後大宮ICから約30分 |
公式Webサイト | https://www3.city.toyooka.lg.jp/monpaku/ |
■巨大水槽にうっとり「城崎マリンワールド」

城崎マリンワールドは、城崎温泉から車で10分、日本海に面した自然の中にある水族館です。水族館の枠にはまらない面白いこと、楽しいこと、素敵なことに取り組んでいる水族館です。
自然の海が間近にあることが特徴で、晴れた日には潮風にあたりながら海岸を散歩したり、日本海をバッグに写真を撮ったり多彩な楽しみ方ができるエリアです。
水族館の屋内施設のおすすめは、入って最初に出迎えてくれる巨大水槽です。

国内の水族館でもっとも深い水深12mのメイン水槽では、城崎マリンワールドが面する日本海が見渡せる日和山海岸の岩場をそのまま切り取ったかのように再現しています。水槽の周りをゆっくり上から下に降りるにつれ、違った表情を見せてくれる水槽です。幻想的な空間に、生物たちが泳いでいる姿は、時間を忘れて見とれてしまいます。
他にもセイウチのパンツ試着やアジ釣りができるブースがあったり、1日中遊べるスポットです。
住所 | 〒669-6192 兵庫県豊岡市瀬戸1090番地 |
アクセス | 【鉄道】JR城崎温泉駅下車、全但バス乗車約10分。日和山(マリンワールド)バス停で下車。 【お車】北近畿豊岡自動車道:但馬空港ICより約30分 京都縦貫自動車道:京丹後大宮ICより約60分 |
公式Webサイト | https://marineworld.hiyoriyama.co.jp/ |
■県最大級の石の博物館「玄武洞ミュージアム」

山陰海岸ジオパークに認定されている「玄武洞」は、160万年前の火山活動により生まれた国の天然記念物で、世界で最初に地磁気の逆転が発見された場所。柱状節理が見られる貴重な公園です。そんな玄武洞のふもとにある玄武洞ミュージアムは、玄武岩の六角形と5つの洞の並びをイメージした施設です。ミュージアムの他、レストラン&カフェ、菓子工房、お土産&ミュージアムショップ、体験メニュー、渡船や遊覧船などがあり、豊かな自然の景色とともに多彩な体験を楽しめます。
ミュージアムは、「岩石ゾーン」「鉱物ゾーン」「化石ゾーン」「杞柳ゾーン」に分かれています。地球の不思議とジオパークが学べる岩石ゾーンでは、玄武洞が作り出す六角柱を間近で見ることができます。自然につくられた規則正しい六角形の割れ目は近くから見ても遠くから見ても美しいものです。また入口の映像では四季折々の美しい玄武洞公園の姿をご覧いただけます。
他にもティラノサウルスの展示や美しい音を奏でるカンカン石の楽器やくねくね曲がるこんにゃく石など人気の体験展示もあります。自分だけのお気に入りの石を見つけてみてください。
レストラン&カフェ玄武洞では一級河川円山川を眺めながら、地産品・季節の食材をふんだんに取り入れたメニューをお楽しみいただけます。
梅雨の時期の玄武洞は、あじさいがきれいに咲き、玄武洞との美しいコラボレーションを魅せてくれます。

住所 | 〒668-0801 兵庫県豊岡市赤石 |
アクセス | 【鉄道】JR城崎温泉駅下車、タクシーで約10分 【お車】北近畿豊岡自動車道 但馬空港ICから約12km 約25分 城崎温泉から約4km(自家用車 城崎大橋経由)約10分 |
公式Webサイト | https://genbudo-museum.jp/ |
▼晴れたらこんな体験もできます▼
■『そば処 出石』で本格そば打ち体験
城下町出石(いずし)は約40軒ものそば屋が並ぶ関西屈指のそば処として知られています。その歴史は古く、江戸時代に遡ります。江戸時代中期1706年に出石藩主松平氏と信州上田藩の仙石氏(仙石政明)がお国替えとなった際に、仙石氏と供に信州から来たそば職人の技法が在来のそば打ちの技術に加えられ、出石そばが誕生しました。

その後、出石焼きが始まり、白地の小皿に盛る現在の様式が確立されました。
そんな「そば処 出石」で、自分で作る手打ちそばを楽しめます。
厳選した国内産のそば粉を使って、プロのそば打ち職人が丁寧に指導いたします。
自分で作った出石そばは、より一層おいしく感じますよ。
旅の思い出作りに、本格そば打ち体験をしてみませんか?


そば打ち体験ができる出石そばのお店は、出石エリアに複数あります。
<スタッフおすすめ①>「出石皿そば みくら」
住所 | 〒668-0256 兵庫県豊岡市出石町小人129-19 「出石皿そば みくら」 |
アクセス | 【鉄道】JR豊岡駅、江原駅、八鹿駅から全但バス出石行に乗車、約30分 【お車】日高神鍋ICから約20分 |
公式Webサイト | https://www.mikura-soba.com/ |
<スタッフおすすめ②>「出石城山ガーデン」
住所 | 〒668-0214 兵庫県豊岡市出石町内町83「出石城山ガーデン」 |
アクセス | 【鉄道】JR豊岡駅、江原駅、八鹿駅から全但バス出石行に乗車、約30分 【お車】日高神鍋ICから約20分 |
公式Webサイト | https://izushibeer.com/ |
そのほかのお店は>こちら<をご確認ください。(但馬國出石観光協会Webサイトにリンクします。)
■豊富な屋内体験メニュー「竹野子ども体験村」
竹野海岸は、快水浴場百選、日本の渚100選などに選ばれた約1㎞の白い砂浜が続きます。遠浅の海で透明度が高く、海水浴シーズンにはエメラルドグリーンの海を思いっきり楽しむことができます。
そんな竹野海岸のすぐ近くにある「竹野子ども体験村」では、美しい海と雄大な海岸線を活かした体験活動が楽しめます。またファイヤーサイトではキャンプファイヤーができます。加工室、多目的体験室、作業スペースでは様々な体験活動ができ、雨天の日でも活動がスムーズに行えるようになりました。
また屋外ではテント泊ができるスペース「テントサイト」が2018年にオープンしました。80名が宿泊できるテントや一般利用できるプランもあり、自然学校や臨海学校、子ども会、自治会、PTA活動、学生のオリエンテーションなどに活用されています。
屋内でできる体験は「竹野”誕生の塩”づくり体験」「ごはん炊き体験」「うどん打ち体験」「ピザ窯でピザ作り体験」「キャンドルづくり体験」「フォトフレームづくり体験」「マイシェラカップ作り体験」「キャンプファイヤー体験」などです。詳しくは公式Webサイトをよくご確認いただき、お問い合わせの上、ご予約ください。
<スタッフおすすめの体験>
住所 | 〒669-6201 兵庫県豊岡市竹野町竹野3366 |
アクセス | 【鉄道】JR竹野駅下車、タクシーで約5分、徒歩なら約20分 【お車】但馬空港ICから約40分、香住ICから約30分 |
公式Webサイト | https://www.takenocamp.com/ |
■文人墨客に愛された城崎を知る「城崎文芸館」

城崎温泉街の真ん中に建ち、城崎温泉ゆかりの作家に関する展示を行う豊岡市立城崎文芸館は1996年に開館しました。オープンから20周年を迎えた2016年秋には展示内容を大幅にリニューアルし、城崎を訪ねる旅人や地元の方に、より深く愉しく文学に親しんでもらえる施設へと生まれ変わりました。
小説家 志賀直哉が湯治のため城崎温泉を初めて訪れたのが1913年。滞在中の出来事を書いた『城の崎にて』(1917年発刊)は、志賀作品を代表する短編として今なお多くの人に読み継がれています。また、白樺派を中心に多くの文人墨客が訪れたことから、いつしか城崎温泉は「歴史と文学といで湯の街」として知られるようになりました。
常設展では、志賀直哉や彼と共に近代文学を担った白樺派の作家たちがどのように城崎の町や人と関わったのかを本や書簡を通じて紹介します。また、 富岡鉄斎の『中孝之図』や桂小五郎の書など、城崎ゆかりの文人たちにまつわる所蔵作品も多数展示しています。
城崎温泉にまつわる文豪たちの足跡をゆったりとお楽しみください。

住所 | 〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1 |
アクセス | 【鉄道】JR城崎温泉駅下車、徒歩約5分 |
公式Webサイト | http://kinobun.jp/ |
今回ご紹介したスポット
今回は雨の日でも楽しめる豊岡市のスポットをご紹介しました。どんよりとした天候が多い豊岡市ですが、そんなときこそ外に出てご家族・ご友人との思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
豊岡市へお出かけの際は、天気予報をよくご確認ください。
7月18日まで豊岡市全体でスタンプラリー開催中!コースを巡って豪華賞品の抽選に応募しよう!
詳しくは下の記事をチェック!